第24回へき地・離島救急医療学会学術集会
離島での救急医療連携の新たな展開

会長 垣花泰之
(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 救急・集中治療医学分野 教授)

副会長 森田喜紀
(鹿児島県立大島病院 総合内科部長 兼 臨床研修センター長)

第24回へき地・離島救急医療学会学術集会は、「離島での救急医療連携の新たな展開」をテーマに、2021年11月6日(土)に鹿児島県奄美市で開催されることになりました。鹿児島県は、南北600kmにわたる県土に多くの離島・へき地を有し、離島面積は約2,474㎢で全国第1位、離島人口も15万9486人で第1位、有人離島数が26という全国でも有数の離島県です。これらの数字からも分かるように、鹿児島県はへき地・離島の救急患者搬送に様々な問題を抱えています。新型コロナ感染症の大規模クラスターが離島で発生した際には、救急搬送の問題点が大きくクローズアップされました。今回のへき地・離島救急医療学会学術集会では、「災害としてのCOVID-19」に関するシンポジウムを企画していますので、救急搬送や医療連携に関して大いに議論していただきたいと思います。また、特別講演Iでは「県境を越えた広域搬送」(仮)という演題で長崎医療センター高度救命救急センター長の中道親昭先生に、特別講演Ⅱでは「与論での離島医療とともに30年」(仮)という演題でパナウル診療所元所長の古川誠二先生にお話をお願いしました。興味ある講演内容であり大いに楽しみにしております。一般演題募集期間は2021年8月2日(月)~9月30日(木)ですので、積極的な参加をお願いします。

奄美群島は、九州本土の南に点在するトカラ列島と沖縄諸島の間に連なる8つの有人島からなる島々で、亜熱帯の豊かな森や美しいサンゴ礁などが多くの人々を魅了しています。その中の奄美大島と徳之島は、アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育していることが評価され「奄美大島、徳之島、沖縄東北部及び西表島」は、まもなく世界自然遺産に正式決定される見通しです。さらに、奄美大島には世界三大織物の一つに数えられる「奄美大島紬」など文化的価値があることも魅力です。このような自然に満ち溢れた魅力的な地に会員の皆様をお迎えして、第24回へき地・離島救急医療学会学術集会の開催ができますことを大変光栄に存じます。会員の皆様には、可能であれば、この暖かい奄美大島の地で、白熱したディスカッションを繰り広げていただけるようにハイブリッド開催を準備しておりましたが、新型コロナ感染症拡大が未だ不透明の状況にあるため、現地開催を断念し、誠に残念ながら、web開催に変更させて頂きました。webでの多くの方々のご参加を歓迎いたします。よろしくお願い申し上げます。